https://piccolo33.dip.jp/blog/?p=2132 より引用
PS3の新たなHackの始まり
– fail0verflow 2010 年 12 月 30 日 |
カテゴリー: PS3, fail0verflow
Chaos Computer Club (CCC) により開催されたハッカー・カンファレンス 27C3 において、
Bushing 氏、Marcan 氏、Sven 氏の3名により PS3 の新たな exploit が公開されました。
PS3 では ECDSA と呼ばれる電子署名アルゴリズムが用いられているそうですが、
そこで private key を生成する際に用いられる本来はランダムに生成される数値が、
実は固定されていることを彼らは発見したそうです。
それにより容易に praivate key を見つけることができるようになったそうです。(もう見つけてる?)
これで何ができるようになるかというと、praivate key を見つけたということは
開発者が Homebrew に署名できるようになったということで、
非正規のアプリも正規のアプリと見分けがつかなくなるということです。
つまりそうした Homebrew は PSJailbreak 無しで公式 FW 上で起動できるようになるということです。
これは現在最新の FW 3.55 含めてすべての公式 FW 上で可能ですし、
今後のアップデートでも対策は難しいものだそうです。
key を変えるにしても他のゲームやアプリまで動かなくなってしまうからです。
また署名できるようになったわけなので理論的には CFW やそれに近いものも可能ではあるそうですが、
彼ら自身で CFW などを作る気はないそうです。彼らが取り組んでいるのは FW に関係なく
すべての PS3 で動作する Linux (AbsentOS) を作ることだそうです。
ツールについては来月に公開予定とのこと。
まだアクセスしても何もありませんが、サイトも用意されています。 https://fail0verflow.com/
本当なら、SONYさん大損害の悪寒…
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